ネイティブキャンプを始めてみたいけど、講師の質はどうなのかな?
英語初心者だし、優しい先生だといいなぁ…
低価格でレッスンが受けられるオンライン英会話ですが、「その分、先生の質はどうなんだろう…」と不安に感じますよね。
そこでこのページでは、オンライン英会話ネイティブキャンプの先生について、実際に600回以上レッスンを受けた私が正直な感想をお伝えしていこうと思います。また、マイナス面についての対応策もお伝えします。
結論を先に言ってしまうと「優しくて明るい先生が多いが、はっきり言って先生の質にはばらつきがある。生徒のコメントなどでいい先生を見極めるのが重要」という感じです。
それでは詳しく見ていきましょう。
ネイティブキャンプの講師・先生のシステム
まずはじめに、ネイティブキャンプの先生に関して、概要をつかんでおきましょう。
フィリピンやセルビアを中心に120ヵ国以上の多国籍!
ネイティブキャンプには、120カ国以上の先生がいて、超多国籍! 他のオンライン英会話同様、フィリピンやセルビアの先生が比較的多いですが、日本人講師やネイティブスピーカーもたくさんいます。
フィリピンの先生しかいないというスクールもある中、いろいろな国の先生とレッスンできるのは、ネイティブキャンプの大きなメリットです。
いろいろな国の文化や情報を聞けて、とても楽しいですし、海外の人と話すことに抵抗感がなくなっていきます。
先生を指名(予約)するには追加料金が必要
ネイティブキャンプは、月額6,480円でレッスンが受け放題なのですが、これは予約不要の「今すぐレッスン」を受ける場合の話。あらかじめ予約をしたいときには追加料金が必要です。
なので、「お気に入りの先生と毎回レッスンしたい!」といった場合には、追加料金がかかることになります。
※料金の詳細はこちらのページをご覧くださいね↓
先生ごとに対応している教材が異なる
先生はすべての教材に対応しているわけではありません。
それぞれの教材に試験があり、それを通過した先生だけがその教材のレッスンをすることができるようです。
教材バッジという形で、対応教材が一覧表示されるので、生徒側はそれを見て、先生を選びます。
先生は星とコメントで評価される
ネイティブキャンプには先生の評価制度があります。
レッスンのたびに、生徒は、星1つ〜5つの評価をつけ、さらにコメントをつけることもできます。
逆に、先生を選ぶときには、星の数とコメントを参考にすることができます。
ネイティブキャンプの講師・先生のレビュー
それではここから、実際に私が感じたネイティブキャンプの先生に対する感想をお伝えしていこうと思います。これまでに600レッスン以上してきましたが、同じ先生のレッスンはあまり受けていないので、受けた先生の人数も600人くらいになっていると思います。
全体的に優しく明るい先生が多い
まず、全体的な傾向としては、いい先生が多いと感じます。
フレンドリーな先生、優しい先生、明るい先生が多いです。こちらの英語がつたなくても、笑顔で見守ってくれますし、「Great!」とほめてくれます。
ネットの口コミなどを見ても、同じように感じている人が多いようです。
先生によるばらつきは結構ある
ただし、先生によるばらつきはそれなりにあるなぁという感じがします。
やさしい先生ではあるけれど、テキストをただただ進めるだけの人、生徒よりも先生がたくさんしゃべってしまう人、などなど。
特に、比較的経験の浅い先生の場合、そうしたことがちょくちょくあります。
ディスカッションテーマについて、私がいろいろと話しても、「Good answer! Here is the sample answer」という感じで、私の発言に何もコメントせず、ただ模範解答を教えてくれるだけ… みたいな先生がときどきいます。
もちろん、こちらの話した英語を適切に修正してくれる先生や、話をうまくふって話題を広げてくれる先生もたくさんいるのですが、全体的にばらつきがあります。
他のオンライン英会話では、「指導者用の資格取得を義務付けている」といったところもあるのですが、ネイティブキャンプの公式サイトを見てみても、そうしたものはなさそうです。
レッスンの質を重視する人は、別のオンライン英会話を検討した方がよいかもしれません。
※例えば、QQイングリッシュは講師の質にこだわったオンライン英会話です↓ 私も受けてみましたが、全体的に指導レベルが高く、はずれの先生がいないです。
国籍による差も大きい
これはネイティブキャンプに限ったことではないですが、国籍による違いも大きいと感じます。
「どこどこの国がいい・悪い」と書くのはあまり望ましいことではないと思いますが、全体的には、フィリピンや南アフリカの先生は、明るい国民性で、とても楽しくレッスンできます。
特に初心者や人見知りがちな人は、フィリピンや南アフリカの先生を選ぶといいと思います。
教材がレッスンの質をフォロー
先生の質にはバラツキがあるものの、レッスンが低品質というわけではありません。教材がしっかりつくられているので、それがフォローしている感じです。
ネイティブキャンプの教材は、今日の単語・表現、ダイアログ、質疑応答といった流れがしっかり組まれていて、先生はそれに沿って生徒に説明したり、質問したりしていくことでレッスンを進めていくことができます。
極端に言ってしまうと、「誰でも授業できる」ようにできています(笑)。
もちろんそこからどのように膨らますかが先生の腕の見せ所で、そのあたりは千差万別ですが、教材がしっかりしているため、一定の質はキープしていると言えると思います。
自宅の先生が多く通信がたまに不安定
オンライン英会話の中には、先生がオフィスに出勤するタイプのものもあります。
一方、ネイティブキャンプの場合は、ほとんどの先生が自宅。そのため、ネット回線が弱い場合がたまにあります。印象としては、20人に1人くらいの割合。それほど多くはないです。
ただノンネイティブの先生だった場合、もともと発音がネイティブではない上に、回線で聞き取りづらくなるので、結構リスニングが難しくなります。
個人的には、これもリスニング力向上のためだ!と割り切っています。
コメントでいい先生を見分けられる
先ほど書いたように、先生は星の数とコメントで評価されています。
コメントを見ると、「文法の間違いもていねいに指摘してくれて勉強になった」のようなものが書かれていて、いい先生を見きわめたいときに、非常に参考になります。
一方、星の数はあまり参考になりません。実際に見てみると、4.5以上の人がほとんどじゃないかいう感じで、星の数だけでは判断しづらいです。
全体的に星の評価が高いのは、もちろんいい先生が多いからでもあるのですが、個人的にはもう1つ要因がある気がします。
私もそうなのですが、直接お話しした相手に対して、星1とか2とか付けるのは結構気が引けるものです。また、いちいち深く考えるのも面倒ですし、みんなぱぱっと星4、5をつけているのではないかと思います。
レッスンの要望を書こう
ネイティブキャンプには「レッスンへの要望」という機能があります。
「自己紹介の要不要」「文法や発音の誤り指摘の要不要」「その他の要望」を書くことができるようになっていて、これを事前に書いておけば、より自分の望むレッスンにしてくれます。
実際には「レッスンへの要望」をまるで見てくれない先生もいるのですが、多くの先生は見てくれるので、書いておいたほうがいいです。
まとめ:先生の質にバラツキがあるが、いい先生を見つけられれば、リーズナブルにたくさんレッスンできる!
というわけで、このページでは、ネイティブキャンプの先生の質についてレビューしました。
専門の資格をもっていたりするわけではないため、教え方のプロではありませんし、正直に言って先生によるばらつきがそれなりにあります。ですが、明るく優しい先生が多く、コメントで先生の質をある程度見極めることができるので、私は全体的に満足しています。
「今すぐレッスン」が受け放題なので、いい先生を見つけられれば、リーズナブルにたくさんレッスンできます。
気になった方は、7日間無料体験もあるので、ぜひ試してみてくださいね。